意外と使われていない非公開機能
Wordpressに限ったことではありませんが、多くのブログシステムはエントリーの投稿時に「公開」「草稿」「非公開」など、その記事をどのように保存するかを選べる機能が備えられています。
Wordpressの場合は記事投稿画面の右サイドにある「投稿ステータス」で切り替えができます。
書き終わって普通に公開する内容は「公開」を選択します。
また後で追加・修正してから公開したい内容は「草稿」にしておけば、投稿内容はデータベースに保存されますが、公開はされません。
ちょっとメモしておきたいことや、突然ひらめいたアイディア、他の人に見せたくない日記などは「非公開」を選択することによって、自分だけが閲覧できるようになります。
そんなことは手帳にメモしておけば済むかもしれません。
ブログシステムのメリットは、何よりそれらをカテゴリーによって分類できることです。
手帳は時間軸による分類は得意ですが、カテゴリーによる分類が苦手なツールです。
あらかじめ白紙のページをカテゴリーに分けて管理することはできますが、カテゴリーによってページが足りなくなったり、いつまでたっても白紙だったりすることはよくあります。
また後でカテゴリーを追加したり変更したりする際はシステム手帳でさえ、ちょっと面倒な作業になります。
ブログシステムはカテゴリーの追加・変更・削除が簡単に行えます。
「覚え書き」「失敗事例」「没になったアイディア」などのカテゴリーを作って、「非公開」で保存しておけば、ログインしている時だけ「非公開:」の目印付きでエントリーのタイトルが表示され、また設定した非公開カテゴリーでリスト表示することもできます。
非公開機能を利用して、ブログシステムを有意義に活用してください。